10月1日から変わる暮らし : 負担増の秋
暮らし 社会 経済・ビジネス
10月1日からの暮らしの変化は、「負担増」が中心。せめて、水際対策の緩和が経済の活性化につながりますよう!
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一定の所得のある後期高齢者の医療費負担アップ
後期高齢者(75歳以上)で、単身200万円、夫婦で320万円以上の年収のある世帯の医療費の窓口負担が1割から2割にアップ。受診控えを避けるため、今後3年間は負担増を最大で月3000円にとどめる
紹介状なしの大病院初診料7000円以上に
紹介状なしに大病院を受診する際の特別料金を初診時7000円以上(従来は5000円以上)に引き上げ
食品値上げラッシュ
原材料高・資源高・円安などが重なり食品の値上げラッシュ。帝国データバンクの食品主要105社を対象とした価格改定動向調査では、10月は月間で最多の6699品目が値上げ。
回転すし大手の「スシロー」「くら寿司」が看板としてきた「1皿100円」メニューが消えるなど、外食各社でも値上げが相次ぐ
加熱式たばこ1箱10~20円値上げ
たばこ増税で加熱式たばこが1箱10~20円の値上げ
産後パパ育休スタート
子どもが生まれて8週間以内に、男性が従来の育休とは別に最長4週間の休みを取得できる「産後パパ育休」制度がスタート。休みを2回に分け、いったん仕事に復帰することも可能
最低賃金引き上げ(順次)
全国平均の最低賃金(時給)が31円上がり961円。物価高騰を考慮し、過去最大の上げ幅となった。金額と発効日は都道府県ごとに異なる
コロナ禍の水際対策緩和(11日から)
コロナ禍以前よりビザ取得なしでの日本入国を認められていた68カ国・地域の旅行者を対象に、短期滞在ビザの取得免除措置を再開。1日当たりの入国者数の上限を撤廃。パッケージツアーに参加しない個人旅行客の受け入れも開始
バナー写真 : PIXTA