毎日コメを食べる人85%、でも1日1食が主流派 : お米を選ぶポイントは味より価格
食 暮らし 経済・ビジネス
朝はパン、昼はめん類、白いごはんを食べるのは夕食だけ―という人も多いのでは？ 食の選択肢が増えて、3食コメを食べる人はわずか16.7%。
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有限会社まきの（本社千葉県船橋市）が全国の20～60代約1000人を対象に実施したコメの消費・購買に関する調査で、毎日コメを食べる人は84.8％だった。ただ、「1日1食」が68.1％が圧倒的に多く、「1日3食」は16.7％と2割を切った。「日本人の主食はコメ」とはいえ、分散化が進んでいる。
一度に購入するコメの量は「5キロ」39.5％が最も多く、「10キロ」26.7%が続いた。一方で、「1キロ以下」の少量パックで購入する人も10.6%いる。
コメの購入場所は「スーパー、コンビニ等」の小売店が66.6％と圧倒的に多く、「インターネット通販」14.4％、「知人や親せきからもらう」14.1％が続いた。ふるさと納税の返礼品でコメを調達している人もいる。昭和の時代は一般的だった「お米屋さん」が町から姿を消し、消費者の選択肢にも入らなくなってしまった。
コメを購入する際のポイントは「価格（安さ）」46.4％、「銘柄・知名度」43.9％が多く、「味の好み」19.8％にとどまった。
バナー写真 : PIXTA