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定年退職後も「仕事している」66% : 人生100年時代、60代はまだ現役

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人生100年時代。一方で、急激に少子化が進み、年金財政は心もとないらしい…。とすれば、定年退職で悠々自適なんて言ってられない?

人材コンサルティングのカケハシスカイソリューションズ(東京都新宿区)は、2月下旬から3月初頭にかけて定年退職した60代の男女1100人を対象に仕事とお金に関する調査を実施した。

「定年退職後に働いている人」は、60代全体で66%。うち「60~64歳」の78%が働いており、その内、51%の人がもともと務めていた企業の「継続雇用制度」で仕事を続けていた。ただ、必ずしも正社員のまま再雇用されるわけではなく、雇用形態で最も多かったのは、60代前半・後半ともに「嘱託・契約社員」だった。

定年退職後に働いているか?

雇用形態

「世帯の主たる収入源」は年金受給開始前の60代前半は65%が「自分の仕事の収入」と回答。60代後半になっても、30%が「年金」よりも「仕事の収入」をメインとしている。

世帯の主たる収入源は

「定年退職後の不安」については、「特にない」を除くと、60代前半・後半ともに「生活資金の不安」が最も多かった。

定年後の不安

バナー写真 : PIXTA

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