エッグショック : 上場外食100社のうち28社が卵メニュー休止―帝国データバンク
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ふわとろのオムライス、しっとりだし巻き玉子、トーストに添えた半熟の目玉焼き―卵は物価の優等生なだけでなく、おいしさでも優等生!エッグショックで卵メニューが消えるなんて、ショック!
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「物価の優等生」「スーパーのお買い得品」として家計の強い味方だった鶏卵の価格が2022年の秋以降急上昇。飼料代や光熱費の高騰に加え、各地で鳥インフルエンザが発生して供給不足が深刻化しているためだ。
帝国データバンクの調査で、上場する外食大手100社のうち、2023年に入って卵メニューの休止や休売に踏み切った企業は4月5日時点で少なくとも28社に上った。前月から10社が新たに判明した。また、今後、休止の可能性がある企業も2社判明している。
各社とも、供給源により在庫確保量が非常に少なくなっているため、加工用卵の輸入や代替メニューの開発などの対応を急いでいるという。
JA全農たまご(本社東京)の公表データによると、4月7日時点の卸売り価格は1キロ当たり350円に達し、過去最高値を更新。エッグショックはさらに広がる可能性がある。
バナー写真 : PIXTA

