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リフレッシュできてる? : 働く人のランチタイムはタイパ・コスパ重視―アサヒグループ食品調査

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同僚とおしゃべりしながらおいしいランチを食べて、午後も元気で働くエネルギーをチャージしたいけれど…。現実は時間に追われてメールチェックしたり、資料を読んだりの「ながら」ランチが多い?

アサヒグループ食品が実施した働く人のランチタイムに関する調査で、「昼休憩を十分に取れない日がある」と回答した人が56.3%と過半数だった。「十分に取れない」頻度は、「週1-2日」33.6%、「週3-4日程度」25.8%。

「十分に取れないと回答した人の「メールの確認や、情報収集なども一切しない実質的な休憩時間」は44.3分で、「理想の休憩時間」63.1分とは18.8分の差があった。さらに、「実質的な休憩時間」が15分未満の人が9.8%もいた。

昼休憩を十分に取れない日がある

そんな仕事に追われるランチタイム、「出社日のランチで最も重視すること」を聞いたところ、「時間がかからない」27.6%、「コスパ」25.8%が群を抜いて多く、「おいしい」「栄養バランス」は二の次。

出社日のランチで重視すること

週1日以上コンビニランチを食べている人は全体の52.4%で、そのうち「週3回以上」の人は女性38.4%、男性48.2%だった。

コンビニランチを食べている人のうち、週3回以上の人

コンビニランチの定番メニューは、「おにぎり」「サンドイッチ」「パン」がトップ3で、「仕事の日のランチが、ご飯やパン・麺など “主食だけ” の日」が週1日以上ある人が全体の半数近い49.3%だった。

コンビニランチの定番

仕事の日のランチ、「主食」のみの日はどれぐらい?

調査は20~50代の有職者800人を対象に2023年3月にインターネットを通じて実施した。

バナー写真 : PIXTA

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