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「明日、仕事で車使うけれど…」―つい飲み過ぎちゃうのはどんな時? : 先輩・上司の勧め断りづらいのは金融業界

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「一晩寝れば大丈夫だろう」―明日仕事なのに、楽しくてついつい飲み過ぎてしまった経験、一度や二度(もしかして何十度となく?)は誰にだってあるはず。でも、車を運転するとなれば責任重大。

タニタが社用車を運転することがある人を対象に、「翌日に車を運転するのにお酒を飲み過ぎてしまうことはあるか」を聞いたところ、「よくある」2.7%、「ときどきある」19.3%、「1~2回ある」が17.4%だった。「ある」合計は39.4%。中でも、「お酒に強い」との自己認識のある人は、「ある」合計が50.3%だった。

翌日仕事で運転するのに、つい飲み過ぎることはあるか?

お酒を飲み過ぎてしまう場面としては、「友人・知人との飲み会」45.4%と「会社の忘年会・新年会」43.7%が特に多かった。

ついお酒を飲み過ぎるのはどんなとき?

会社の飲み会でお酒を飲み過ぎてしまったことがある人(228人)に、理由を聞いたところ、「二次会・三次会と続いた」52.2%が最も多く、「飲まないともったいない」23.2%、「緊張をほぐすため」18.4%が続いた。また、「飲まないと場がシラケると言われた」16.7%、「先輩・上司に飲酒を強要された」12.3%、「お酒以外の飲み物が用意されていなかった」7.5%、「一気コールがかかった」7.0%といった、アルコール・ハラスメント(アルハラ)に該当する内容の回答の合計は30.3%となった。

飲み過ぎた理由

先輩や上司からお酒を勧められると断りづらいかを聞いたところ、「思う」合計は48.6%と半数近かった。業種別では、「金融業・保険業」62.5%や、「卸売業・小売業」55.0%、「製造業」50.4%は過半数だった。

調査は2023年4月上旬、インターネットを通じて20-60代の社用車を運転することがある人1000人を対象に実施した。

バナー写真 : PIXTA

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