Japan Data

夏のボーナス、前年より「増加」37.4%―帝国データ調査 : モチベーション維持、物価高に配慮

経済・ビジネス 仕事・労働 社会

コロナ禍を抜け、ボーナスも増えて、久々に夏を満喫できそう!帝国データバンクの調査では4割近い企業でボーナスアップ!

帝国データバンクが全国の企業を対象に実施した夏季賞与の支給状況についての調査(有効回答1095)で、「増える」と回答した企業の割合は37.4%だった。「変わらない」は36.4%、「減る」9.3%で、計83.1%の企業が賞与を支給する。「賞与はない」は 11.2%だった。

夏季賞与の支給状況

「増える」企業の割合を規模別でみると、「大企業」42.3%、「中小企業」36.5%
だった。「小規模企業」は27.3%で、全体平均より10.1 ポイント低かった。

業界別では、「製造」は41.0%と全体を3.6 ポイント上回った。なかでも「鉄鋼・非鉄・鉱業」は52.2%に上った。また、「卸売」「不動産」も4割台。

夏季賞与が増加する企業の割合

賞与を増やす理由として、新型コロナの落ち着きなどによる業績の回復を挙げた企業が多かった。また、人手不足感が高まるなか従業員のモチベーション維持や、物価高騰による従業員の経済的負担の軽減を理由に挙げる企業も少なくなかったという。

バナー写真 : PIXTA

帝国データバンク ボーナス 賞与