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花粉症、3割の企業が業務に悪影響―東京商工リサーチ : 政府は伐採加速などの対策打ち出すが…

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政府は花粉の発生源であるスギ人工林の伐採を加速し、10年後に約2割減少させ、約30年後には花粉の発生量を半減させることを目標に掲げた。花粉症に苦しむ人にとっては、「10年で2割減」は期待はずれ。毎年春に、くしゃみ・鼻水で社員の集中力がそがれた状態が続くのは、企業にとっても損失。

日本人の3人に1人以上が悩まされ、今や “国民病” ともいわれる花粉症。春のなると目がかゆくなり、鼻水が止まらないばかりか、頭がボッーとして仕事に集中できないという人も少なくない。政府は、花粉の発生源であるスギ人工林の伐採を加速し、10年後に約2割減少させ、飛散防止剤の開発促進や約30年後には花粉の発生量を半減させることを目標に掲げた。

東京商工リサーチが6月初旬に実施した企業アンケート調査で、「花粉症が業務に悪影響を影響を与えている」か聞いたところ、「大いに与えている」3.9%、「少し与えている」24.0%。花粉症は、約3割の企業にマイナスの影響ほ及ぼしていることになる。

花粉症は会社の業務に影響を与えている?

具体的な影響(複数回答)としては、「従業員の作業効率の低下」が91.0%、「医療機関受診による早退、休暇」も21.1%あった。

「悪影響あり」と回答した業種は、「宿泊業」45.0%、「自動車整備業」44.0%、「社会保険・社会福祉・介護事業」43.4%など。「悪影響なし」は「金融商品取引業,商品先物取引業」の100%だった。対面型サービス業ほど花粉症の影響が深刻だ。 

どのような影響?

バナー写真 : PIXTA

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