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じわり広がる「お盆玉」、相場は5000円未満 : 子どもの笑顔見たさに財布のひも緩む? 

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コロナ禍による行動制限がなくなり、今年は久しぶりにおじいちゃん・おばあちゃんの家に行ったり、親戚で集まったりする家も多いかも。子どもたちのかわいい笑顔を見ると、大人はついつい、お小遣いをはずみたくなるはず。

かわいい孫たちに遊びに来てもらいたい、親戚の集まりでおいやめいが喜ぶ顔をみたい―夏休みシーズンの子どもたちにお小遣いを渡す新たな習慣がじわりと広まりつつある。「お年玉」ならぬ、「お盆玉」だ。

紙製品メーカーのマルアイ(山梨県市川美郷町)が20代以上の男女4812人を対象とした調査で、「お盆玉」を「知っている」人は27.8%だった。女性の認知度の方が高く、「知っている」人のうち53.7%が女性だった。

お盆玉を知っている?

今年の夏に「お盆玉をあげる」予定の310人に「誰にいくらあげる予定か」聞いたところ、あげる相手は「親戚の子ども」221人、「自分の子ども」206人、「孫・ひ孫」199人と、子どもにあげる割合が高かった。

金額は相手が子どもでも大人でも「5000円まで」が過半数で、ちょっとした小遣い感覚のようだ。ただ、「自分の子ども」には1万円以上をあげると回答した人が2割強で、他と比較するとやや多かった。

お盆玉、誰にいくらあげる?

バナー写真 : PIXTA

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