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部活の髪型ルールってどう思う?―マンダム調査 : 自分らしさがパフォーマンスにつながる

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慶応高校の107年ぶりの優勝で終わった夏の甲子園。かつては丸刈りがデフォルトだった球児の髪型に変化が見られた。ベスト8のうち慶応、土浦日大(茨城)、花巻東(岩手)の3校は選手それぞれが自由な髪型だった。

マンダムが高校時代に部活動の経験がある20~40代の男女1314人を対象に実施した調査で、54.9%が「部活に身だしなみルールがあった」と回答。具体的内容について聞いたところ、「髪の長さ・短さ」59.0%、「カラーやパーマ」55.8%、「髪型」42.5%と上位3つが頭髪に関するものだった。

部活の髪型・身だしなみルール

「髪の自己表現が部活の参加意欲やパフォーマンス向上につながるか」聞いたところ、20代は「強く影響/やや影響計」が71.6%だったのに対して、40代は54.5%と17.1%の開きがあり、世代による感じ方の違いが見られた。

髪の自己表現は意欲やパフォーマンス向上につながる?

また、「現役高校生の部活の髪ルール」に疑問や理不尽さを感じるか聞いたところ、世代が近い20代の方が、理不尽と思う人が多かった。

部活の髪のルールに疑問・理不尽を感じる?

「今の高校生が部活と外見上の自己表現を両立させてもいいと思うか?」を聞いたところ、「髪型」については20代、30代、40代のいずれもが7割以上が賛意を示した。

部活と外見上の自己表現を両立してもいい?

バナー写真 : PIXTA

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