大掃除「しなかった」も半数に―ダスキン調査 : サボる夫に妻はイラ立つ
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ダスキンの毎年恒例の「大掃除実態調査」で、2022年末の実施率は51.8%(前年と変わらず)で05年の調査開始以来の最低水準だった。
ちなみに過去19回の調査の中で一番実施率が高かったのは08年末の71.7%で、今回よりも約20ポイント高い。かつては年末の一大イベントだったが、いまや、しない人もほぼ半数となっている。
調査は20歳以上の男女を対象に今年1月下旬に実施、前年(22年末)の大掃除について聞いた。サンプル数は4160。
世帯のタイプ別では、18歳未満の子どもと同居する子育て世帯は60.3%と高めで、60歳以上の世帯は47.8%と逆に低めの結果だった。
「大掃除をした日」は、12月30日が31.1%、29日が29.3%、28日が20.9%、大みそかにした人も12.7%いた。
費やした日数は「1日」が28.4%で最多。性別でみると、男性は「1日」36.6%、女性は「2日」26.8%が多かった。女性が2日以上かけたのは「身体に負担をかけずに少しずつしたかった」37.1%の理由としては最も多く、男性は対照的に「計画的に1日で」と答えた人が38.7%で最も多かった。
最も汚れが落ちにくかった場所は「レンジフード・換気扇」21.2%で14年連続でトップ。以下、「キッチン」「浴室」「窓・網戸」「トイレ」と続いた。難敵のレンジフードまわりを含め掃除をプロに依頼する人も増えていて、2012年末は2.4%だったのが2022年末には8.6%に伸びた。
夫婦世帯で相手の大掃除への貢献について満足度は、「妻に満足」の夫が90.9%だったのに対し、「夫に満足」の妻は68.8%と、20ポイント以上のギャップ。妻の不満には「きれい好きというくせに何もしない」「掃除している横でスマホを触ったりテレビを見たりしている」「私が掃除するのが当たり前と思っている」といった言葉が並ぶ。
身に覚えのある皆さん、年末は心して取り組んだ方がいいかも!?
バナー写真:PIXTA


