Japan Data

あなたは大丈夫? 労働時間長いほどうつ傾向―過労死白書

健康・医療 仕事・労働 経済・ビジネス 社会

「どうしても今日中に終わらせなければ」「他の人も忙しすぎて分担してもらえない」―長時間労働には理由がある。でも、冷静に考えれば、健康や命を犠牲にしてまでやらなければならない理由はある? 

厚生労働省が公表した2023年の過労死白書(過労死等防止対策白書)によると、1週間当たりの実労働時間は男性の方が長い傾向(色が濃いほど長い)にあり、過労死認定ラインである「週60時間以上」の就業者の割合は女性4.2%に対して、男性10.1%だった。年齢階層別の「週60時間以上」は、女性は「20代」4.9%が最も多く、男性は「40代」13.2%、「30代」「50代」が11.6%だった。

年齢階層別1週間当たりの実労働時間

就業形態別では、「60時間以上」の割合が高いのは自営業で、女性は7.8%、男性は15.4%だった。

就業形態別1週間当たり実労働時間

労働時間が長くになるにつれ、翌朝に疲労を持ち越す頻度が増え、うつ傾向が高くなる。「うつ病・不安障害の疑い」「重度のうつ病・不安障害の疑い」も、労働時間の長さに応じて増加する傾向があり、週労働時間が「60時間以上」では、26.8%だった。

1週間当たりの実労働時間別うつ傾向・不安

バナー写真 : PIXTA

自殺 過労死 働き方改革 厚生労働省 メンタルヘルス 労働災害