
就きたい職業がある子どもは、目標に向かって努力―進学塾調査 : 収入よりも「得意を生かせる」重視
家族・家庭 教育 仕事・労働
将来の子どもの職業について保護者が最も気にかけるのは「収入」よりも、「好きや得意を生かせる」こと。「個人の働きやすさ」「安定」も重視する傾向にある。
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進学塾の栄光ゼミナールが小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象にした調査で、9割超の人が「子どもと将来の職業について話したことがある」と回答。話す機会としては、日常会話や進学・進路選択の際が多かった。調査は9月初旬から中旬にかけて実施、有効回答は2836だった。
小学生保護者の68.2%、中学生保護者の46.1%、高校生保護者の56.1%が「子どもには将来就きたい職業がある」と回答。
「子どもに将来就きたい職業がある」と回答した保護者に、その職業に就くために、子どもが取り組んでいることや努力していることがあるかを聞いたところ、小学生保護者の65.9%、中学生保護者の67.2%、高校生保護者の85.6%が「ある」と回答。
将来のイメージが小・中学生よりも具体的になっている高校生は、実現に向けて前向きに取り組んでいる割合が高いようだ。
将来、子どもが就く職業について、保護者として気にかけたいポイントを聞いたところ、「好きなことや得意なことを生かせる」が最も多く、小・中・高のいずれの保護者も8割超だった。そのほかには、「収入」「個人の働きやすさ」「安定して長く続けられる」が多かった。
バナー写真 : PIXTA