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年収1000万円以上の人に聞きました : 投資している人は8割、節税にはNISA、iDeCo利用

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年収1000万円以上の人1000人に聞いた実態調査。8割の人が投資をしているが、55%の人が証券会社や銀行の担当者を信頼していない!

資産運用アドバイスのFAMORE(本社大阪市)が、年収1000万円以上の人1005人を対象に実施した「投資と金融意識の実態調査」で、投資をしている人は全体の約8割だった。投資対象は、「株式」62.9%が最も多く、「投資信託」47.4%、「外貨預金」17.4%が続いた。

現在、投資しているものは?

現在、投資をしていない210人に理由を聞いたところ、「知識がない/どうしたらいいか分からない」44.3%が最も多く、次いで「お金が減るのが怖い」40.5%、「本当に増えるのか不安」28.1%が続いた。投資をしていない人は、慎重派の人が多いようだ。

現在、投資をしていない理由

節約・節税策については、「NISA制度の利用」45.2%が最多。「保険の見直し」29.1%、「iDeCo制度の利用」27.1%が続いた。NISAは運用利益にかかる税金が非課税になる制度、iDeCoは公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金で、掛け金が全額所得控除されて、運用益には課税されないなどのメリットがある。制度をうまく利用して堅実な資産運用を目指す姿勢がうかがえる。

高所得者が活用する節約・節税の方法

証券会社や銀行の担当者に対する信頼感を聞いたところ、「信頼している」「どちらかといえば信頼している」の計が45.1%で、半数以下にとどまった。

証券会社や銀行の担当者に対する信頼感

バナー写真 : PIXTA

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