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1年以内に結婚した人の“出会いのきっかけ” 4人に1人は「マッチングアプリ」:明治安田生命調査

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1年以内に結婚した人に“出会いのきっかけ”を聞いたところ、「マッチングアプリ」と回答した人が「職場の出会い」と同率の25%でトップとなった。「お見合い」は、わずか1%だった。

調査は、明治安田生命が20歳から79歳の既婚男女を対象に、夫婦の関係を主なテーマとして10月にインターネットで実施。全国の1620人(男女それぞれ810人)から回答を得た。

それによると、夫婦の出会いのきっかけについて聞いたところ、全体では「職場の同僚・先輩・後輩」(31.2%) が トップ。次いで「友人・知人の紹介」(23.6%)、「学校の同級生・先輩・後輩」(12.5%)だった。うち1年以内に結婚した夫婦で見てみると、「マッチングアプリ」「職場の同僚・先輩・後輩」が25%の同率でトップとなった。

夫婦の出会いのきっかけは?

夫婦の出会いのきっかけは?

「マッチングアプリ」は、オンラインで恋愛相手を探して交流できるサービス。同調査で利用した動機について聞いたところ、「手軽に出会うことができるから」「職場に出会いがないから」「好みの相手を選ぶことができるから」といった回答が多かった。

「職場の同僚・先輩・後輩」 との結婚は、コロナ禍による外出制限やテレワークの影響から一時落ち込んでいたが、今回は前回調査に比べて10ポイント以上上昇した。

結婚相手を積極的に探す、いわゆる「婚活」を「したことがある」と回答した人は、全体で15.4%。年代別でみると30代が最も多く、5人に1人(21.2%)が「婚活」を経験した上で結婚している。

婚活をしたことが「ある」と回答した人の割合

「婚活」の方法を年代別にみると、20代のトップは「マッチングアプリ」(51%)。30代は「婚活パーティー・婚活イベント」(50.9%)、40代では「合コン」(48.9%)。時代のトレンドが反映された結果となった。

バナー写真:PIXTA

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