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ほとんど全員知っているけれど、使っているのは5人に1人 : スマートウオッチ流行調査―LINEヤフー

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自動改札に手首をピッとかざしたり、小さな時計の盤面に指先で何か打ち込んだりしている人を見掛けることが増えた。「もしかして、スマートウオッチを使っていなのは、流行遅れ?」と焦るけれど、LINEヤフーの調査によれば、使っているのは5人に1人程度。まだ乗り遅れてはいない?

スマートウオッチは時計というよりも、睡眠や運動の記録、健康管理、音楽再生のほか、電子マネーや交通系ICカードも搭載できる多機能端末。LINEヤフーが、LINEユーザーを対象に2023年11月中旬に実施したスマートフォンウェブ調査で、スマートウオッチは94%の人が知っていたが、実際に使っている人は19%にとどまった。

性別でみると、現在利用率は女性は10-20代が14%、30-50代が15%なのに対し、男性はそれぞれ20%と24%で、男性の方が6~9ポイント高かった。

スマートウオッチ知ってる?

調査は、100人中どのくらいの人が利用していそうかという「現在の流行体感」は、「ほとんど全員が利用」と感じた人は2%、「4人中3人くらい」5%、「4人中2人くらい」18%、「4人中1人くらい」は42%、「ほぼ誰も利用していない」が28%だった。

「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」という近未来の流行予測については、「ほとんど全員」が4%、以下「4人中3人」16%、「4人中2人」30%、「4人中1人」32%、「ほぼ誰も利用していない」19%だった。女性男性ともに、「半数以上利用している」とイメージする人が5割前後となっており、1年後には、使っていないと乗り遅れた気分になるかも…。

1年後の流行予想

バナー写真 : PIXTA

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