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「飲食店にハラルフードあるか心配」―ムスリム1500人アンケート : 日本で食べたいトップはラーメン

文化

2023年に日本を訪れた外国人は前年比6.5倍の2506万6100万人だった。政府は2030年の訪日外国人6000万人を目標に掲げるが、その実現には、ムスリムフレンドリーなサービスの提供も重要になりそうだ。

ムスリム向けレストラン検索アプリのHalal Navi(ハラルナビ)(本社:東京都世田谷区)が、アプリの利用者など日本に興味を持つムスリムを対象に2月上旬にアンケート調査を実施。日本での食事についての心配ごとを聞いたところ、有効回答(1581件)の86%に当たる1361人が「レストランや飲食店でハラルフードの提供があるか」を挙げた。次いで、「スーパーや食料品店でハラル食品を入手できるか」1231人が多かった。

日本での食事の心配事

日本で食べたいもの・好きなものについて聞いたところ、全体の9割近い1388人が「ハラル対応のラーメン」と回答。「すし」「すき焼き」「うどん」が続いた。これまでに訪れたり、または行ってみたいと思っている飲食店名として、ラーメンでは「一蘭」「HALAL 麵亭 成田屋」などが挙げられたという。「一蘭」はとんこつラーメンの名店として人気が高いが、大阪のなんば御堂筋店では、豚骨を使わない鶏ガラベースのラーメンを提供。ハラル認証は受けていないが、豚肉とアルコールを一切使わずに調理している。「成田屋」は認証を受けている。

日本で食べたいもの、好きなもの

日本の宿泊施設での滞在で困ったこととしては、「ハラルフードの提供がない」「お祈りできる場所がない」を挙げる人が多かった。日本ではハラル認証を受けた食品を入手することが容易ではないことに加え、割高なケースが多いことから、「コンビニでのハラルフードの提供」「大都市圏以外でもハラル認証のレストランが増えてほしい」と言った声もあった。

バナー写真 : PIXTA

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