Japan Data

災害時の不安は「断水」でも、1日分の水すら用意していない人が47%―プレミアムウォーター調査

防災 暮らし 社会 経済・ビジネス

日本中、どこで暮らしていても、地震や豪雨などの自然災害の心配がない場所はないが…いざという時の備えが十分ではないのが現実。生命維持に不可欠な水は、大人1人当たり1日3リットル、最低でも3日分の準備が必要と言われている。ちゃんと用意していますか?

天然水宅配事業のプレミアムウォーター(東京都渋谷区)が、同社の会員を対象に防災意識調査を実施。「災害が発生した際不安に感じること」としては、「断水」82.2%、「停電」80.2%がトップ2だった。

災害時の不安

自宅に防災グッズを用意している人は 62.7%。用意している防災グッズ としては、「ライト・懐中電灯」91.7%、「非常食・保存食」79.2%、「飲料水」78.0%が上位だった。

防災グッズの中で「一番重要なもの」としては、「飲料水」73.1%が断トツトップだった。

防災グッズの中で一番重要なもの

政府や地方自治体は、飲料や調理に必要な水として、「大人1人1日当たり3リットル、最低でも3日分、できれば1週間分を用意」することを推奨している。

災害時に備えて用意している1人当たりの水の量を聞いたところ、最低限である9リットル以上を用意している人はわずか24.6%で、1日分に相当する3リットルすら用意していない人が46.7%と半数近かった。

災害時に備えて用意している1人当たりの水

バナー写真 : PIXTA

災害 地震 防災 水道 防災対策