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夢もない、個性もない、他人から必要とされていない―18歳意識調査 : 自己肯定感の低い日本の若者

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課長は「最近の若者は覇気がない」という。部長は「俺が若い頃は…」と武勇伝を語る。若者にしてみれば、そんな部課長世代こそ、夢も希望も持てない社会にした戦犯?

日本財団が日本、米国、英国、中国、韓国、インドの6カ国で各1000人の若者を対象に実施した「18歳意識調査」。「自分自身に将来の夢があるか」との問に、「どちらかといえば」も含めて「ある」と回答したのは、インド88.4%、中国88.2%に対し、日本は60.1%にとどまった。

「他人から必要とされているか」「人に誇れる個性があるか」についても、日本は肯定的に答えた人の割合が60%を割り込み、他の国と比べて群を抜いて低い。

日本財団18歳意識調査「将来の夢がある」回答

日本財団18歳意識調査「他人から必要とされている」回答

日本財団18歳意識調査「人に誇れる個性がある」回答

自己肯定感が低い日本の若者は、「夢中になれることがある」「人生に目標や方向性がある」人も他の国に比べて少ない。2023年通年の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれて世界3位から4位に転落したとはいえ、まだまだ豊かで、安全で、清潔で、教育水準も高いのに…18歳意識調査からは、日本の若者が感じている息苦しさが伝わってくる。

日本財団18歳意識調査「夢中になれることがある」回答

人生に目標や方向性がある

調査は2月下旬から3月初旬にかけて各国で17~19歳の若者1000人ずつに対してインターネットを通じて実施した。

バナー写真 : PIXTA

日本財団 若者 18歳意識調査