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一人分の食事の準備は面倒? 単身男性で手作り料理派は4割弱 : 平日の朝は「出来合い活用」したい気分!

暮らし

単身世帯で大根1本買って使い切るのはなかなかの難題。豚かつを1枚揚げるためだけにフライパンにたっぷりの揚げ油を注ぐのは罪悪感。単身者が料理をするのをためらってしまう理由は山のようにある?

日本能率協会総合研究所(東京都港区)が、20~60代の単身世帯男女を対象とした調査で、「料理は素材から手作りする」志向の人は女性は45.0%、男性38.7%だった。女性はおおむね年代が上がるにつれ手作り志向が増えるが、男性は逆で20代が最も手作り志向が高く、年代が上がるにつれ低下している。

料理は素材から手作りする

一方、冷凍食品、レトルト、総菜などの「出来合い品を上手に活用」している人は、女性全体で7割弱、男性全体で7割強と大きな差なかった。ただ、男性60代は出来合い活用志向が8割を超えているのに対し、女性60代は6割を下回り最も低かった。

出来合い品を上手に活用している

朝・昼・夜の食事シーン別に、食事を準備する気持ちを「食材から手作り調理したい」「便利な市販品を利用したい」の2つに分けてその度合いを聞いたところ、平日の朝食が「便利な市販品利用」意識が最も強く、休日夕食が最も低かった。

平日の朝食

休日の夕食

調査は2024年7月中旬に実施。サンプル数1200。

バナー写真 : PIXTA

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