小中生就きたい職業　Vtuber人気上昇

小中学生の93.8％が将来就きたい職業があると答え、最も人気だったのは学校の先生（6.5％）だった。調査はインターネットサービスプロバイダーのニフティが2024年11～12月にインターネットを通じて実施。同社の子供向けサービスのサイトを閲覧した小中学生2247人から回答を得た。

小中学生を合算したランキングでは、素顔を公開せず、2Dや3Dのキャラクターを使って動画を配信するVtuberの人気が前回調査から急上昇。初めてYouTuberを上回って4位に入った。

小学生の希望職業は、イラストレーターが最も多く、歌い手（プロの歌手とは異なり、主にインターネット上でカバーソングを歌ったりするボーカリストら）、学校の先生、Vtuber、YouTuber が続いた。

中学生の希望上位は、学校の先生、薬剤師、公務員、ミュージシャン、声優の順。Vtuber は10位に入った。小学生に比べて手堅い職種が上位となっており、ニフティは「将来について現実的に考え始める人が多いのかもしれない」と分析している。

希望職種の理由については、習い事や趣味など、自身が好きなことを職業とすると「楽しそう」と考える子どもたちが多いという。

バナー写真：PIXTA