新入社員の25.7%「チャンスあれば転職」 2年連続「定年派」を上回る
社会 経済・ビジネス 仕事・労働
就職先の会社でいつまで働きたい? 2025年度の新入社員への意識調査で、25.7%が「チャンスがあれば転職したい」と考えており、「定年まで働きたい」派を2年連続で上回った。
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意識調査は2025年4月、東京商工会議所が実施した新入社員研修の受講者930人を対象にウェブで行われた。回答率は92.2%。
「チャンスがあれば転職したい」と回答した新入社員の割合は、10年前の15年度調査(11.6%)から14.1ポイント増えた。24年度との比較では0.7ポイント減少した。一方、「定年まで働く」と答えた割合は25年度が24.4%、前年度から3.3ポイント増加した。
過去の調査記録が残っている1998年度以降をみると、2004~06年度は「転職派」が「定年派」を上回っていた。07年度以降は定年派が上回る時期が続き、24年度に転職派が18年ぶりに逆転した。
また、「管理職を目指したいか」との問いには、59%が「目指したい」と答え、「目指したくない」の41%を上回った。「目指す」派の理由トップは、「仕事を通じて自分自身を成長させたいから」が44.9%。「目指さない」派の理由トップは、「自分に適性がなさそうだから」が42.2%だった。
バナー写真:PIXTA


