〈熱中症注意!〉 男性も4人に1人は日傘を使う : 日本の夏を生き抜くサバイバルアイテムに
気象・災害 暮らし
オフィス街、照り付ける日差しを避けるように日傘をさす男性の姿を時折見かける。かつてはレースや刺しゅうでファッション性が強いものが多かったが、今や、日本の猛暑を生き抜くためのサバイバルアイテムだ。
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市場調査会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が全国の20代~60代を対象に実施した調査(有効回答1100サンプル)で、「日傘を使う」人は全体の47.4%だった。性別では女性が圧倒的に多いが、男性も25.1%と4人に1人は日傘を使用している。年代別では、若い世代ほど使用率が高く、20代では6割近くが使用しているが、60代では4割を切る。
日傘を使っている人に主な使用目的を聞いたところ、女性は「どちらかといえば紫外線対策」が73.6%だったのに対して、男性は「どちらかといえば暑さ対策」が60.1%。女性と男性とで使用目的の違いがくっきり。
かつては日焼け防止のファッションアイテム的性格だった日傘が、熱中症対策グッズとして男性にも受け入れられつつある。
バナー写真 : PIXTA

