エコ意識浸透 : レジ袋「買わない」派が8割超、年代上がるほどきっちりごみ分別
経済・ビジネス 環境・自然・生物
プラスチックごみ削減のため、2020年7月にレジ袋の有料化がスタートして早5年。スーパーなどで「レジ袋有料 5円」の表示を見ると「買わないぞ!」と思う。でも、週末にホームセンターで「ごみ袋50枚 398円」で販売されているのを見ると、気持ちが揺らぐのです。
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小売店営業支援のmitoriz(東京都港区)が、消費者購買行動データサービス会員約3000人を対象に実施した調査では、有料レジ袋を「まったく買わない」48.1%、あまり買わない」35.5%で、計83.6%が「買わない」派だった。60代以上は「まったく買わない」が過半数となるなど、年代が上がるほど「買わない」派が増える傾向があった。
「ごみの分別」については、「だいたい守っている」が56.9%と最も多く、「正確に分別する」人も28.8%。年代別では、全体的に若年層よりも中高年層の方が熱心に分別を実践している傾向が見て取れたという。
「ごみ削減のための取り組み」としては、「マイバッグ持参などレジ袋の使用を控える」73.2%が最も多く、「食品ロスの削減」48.6%、「詰め替え商品を選ぶ」45.4%が続いた。「特に取り組んでいることはない」は6.6%にとどまり、全体として多くの人が何らかの形でごみ削減を意識している。
バナー写真 : PIXTA


