高くてもおいしいコメが食べたい!―タイガー魔法瓶調査 : 半数近くが値上がりしても銘柄変更せず
食 経済・ビジネス
ゴハンが炊きあがった時のなんとも言えないふくよかな香り、噛みしめると広がるほのかな甘み。私のぜいたくをお許し下さい!
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小泉進次郎農林水産相が猛烈な勢いで備蓄米の放出を進めているものの、スーパーなどに並ぶ一般的なコメは高値・品薄が続いている。
調理家電を主力とするタイガー魔法瓶(大阪府門真市)が5月末~6月初旬にかけて全国648人を対象に実施した調査では、「不自由なくコメが買える」と回答した人は33.9%にとどまり、66.1%の人は主食の購入に苦労していることが明らかになった。
「どうせなら高くてもおいしいコメが食べたいか?」という問いに対しては、「非常にそう思う」25.0%、「ややそう思う」39.7%で、6割以上の人がおいしいコメへのこだわりを示した。
農林水産省の調査では、スーパーなどの店頭価格は1年前の2倍程度の水準で推移しているが、「気にせず従来と同じ銘柄」「仕方なく従来と同じ銘柄」を合わせると、銘柄を変えず購入している人が全体の46.8%に上った。
コメの価格高騰で約7割の人が代替食品を取り入れており、具体的には「麺(めん)類」52.8%、「パン」42.7%が多かった。価格高騰しても同じ銘柄のコメを食べ続ける代わりに、代替食材で支出のバランスを取っていようだ。
【資料】
- タイガー魔法瓶「お米と炊飯器に関する意識調査」
バナー写真:PIXTA



