Japan Data

いまや国民食!?「ラーメン好き」が85% : 若い世代ほど高価格を許容―ぐるなび調査

経済・ビジネス 社会

こだわりの専門店が増えるとともに、ラーメンファンもディープに専門化してきている。もはやお手軽なファストフードではなく、確固たるジャンルとして確立されたラーメン。

“国民食” と言っても過言ではない!?

飲食店情報サイト運営のぐるなびが、会員を対象に実施したアンケート調査では、ラーメンが「好き」「まあまあ好き」と答えた人が全体の85.1%と幅広い人気。特に、30代女性、50代男性は96%と極めて高い支持率だった。調査は6月中旬に実施、20~60代の1300人から回答を得た。

ラーメンを食べる頻度は、「月1回以上」が49.6%とほぼ半数。一定の頻度で食べずにはいられないほどの存在感。特に50代男性は「月1回以上」が6割を超えており、「ラーメン愛」が強い世代と言えそうだ。

ラーメンを食べる頻度

ラーメンの適正価格は「800円台」と回答した人が31.5%と最も多く、次いで「700円台」が24.8%など、全体の9割が1000円未満と回答。20代は「1000円超」が19.7%で、高価格に対する許容度が高かった。

「普通のラーメン」の適性価格はいくらだと思う?

ラーメン一杯に出せる上限金額は全体では「1000円まで」が57.7%だったが、20代はこれとは逆に「1000円超」と回答した人が58.4%だった。単なる安くて手軽な食事ではなく、若い世代にはラーメンという食のジャンルが定着し、しかるべき金額を投入する傾向があるようだ。

ラーメン1杯に出せる上限は?

バナー写真 : PIXTA

ラーメン 値上げ 食品値上げ