バーコード・QRコードがキャッシュレスのデフォルトに : ポイ活やキャッシュバックでお得感
経済・ビジネス 暮らし
レジで会計する際に、つい「現金でもいいですか?」と聞いてしまう弱気な私。近頃、財布を取り出すのは肩身が狭い。
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生活情報サービスのくふうカンパニー(東京都港区)が、同社の家計簿アプリなどのサービス利用者2559人を対象に7月に実施したキャッシュレス決済に関する調査で、バーコードやQRコードをスマホに表示して支払う「コード決済」の利用者は84.2%に上った。
1960年代に登場し半世紀以上の歴史を持つ「クレジットカード」76.3%をしのぎ、コード決済はキャッシュレスのスタンダードになった。交通系や流通系などの「電子マネー」は69.8%。「デビットカード」は14.7%と少数派。
コード決済利用のメリットは「ポイントが貯まる・キャッシュバックがある」「支払いが簡単スピーディ」が共に75%を超えた。物価高のご時世、「少しでも取り戻したい!」との意識が働くのだろう。また、飲み会などでの割り勘に便利な「個人間送金機能がある」ことを挙げる人も21.7%いた。
一方で、コード決済で困ることや気になることは、「使えない店がある」62.2%が断トツトップ。不正利用などの「セキュリティ面が心配」は26.4%にとどまった。
【資料】
- くふうカンパニー「コード決済に関する調査」
バナー写真:PIXTA


