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主要レジャー施設の4割が値上げ―帝国データ調査 : フリーパスは5000円に迫る

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帝国データバンクが毎年調査しているテーマパーク、水族館、動物園などのレジャー施設のチケット価格。ジワジワと値上がり傾向。人件費、電気代もろもろ考えればやむなしとはいえ…夏休みの出費が怖い!

夏休みのお出かけにも痛手!

帝国データバンクの調査で、国内190の主要レジャー施設(遊園地・テーマパーク・水族館・動物園)のうち、全体の37.4%にあたる71施設の値上げが判明した。2024年と比べ、値上げとなるレジャー施設は 1.9 倍に増加。「テーマパーク・遊園地」は対象100施設のうち、51施設が値上げした。

ちなみに、2025年内に設定された入場料・フリーパス料金としての最高額は、ユニバーサルスタジオジャパン「1デイ・スタジオ・パス」の1万1900円だったという。

主要レジャー施設190のチケット値上げ動向

2025年のレジャー施設全体の入場料平均価格は前年から4.2%アップの1695円。遊園地・テーマパークで多く導入されている、入場料とアトラクション乗り放題がセットとなった「フリーパス」の平均価格は同5.4%アップの4846円となった。

一般券の価格を据え置く一方で、ゴールデンウイークや夏休みなどのハイシーズン料金やホリデー(土日祝)料金など変動料金制の導入が進み、フリーパスは5000円に迫っている。

チケット料金  平均価格推移

帝国データバンクは、「値上げの背景には電気代や人件費等のコスト高騰がある一方、変動価格制はハイシーズンの混雑緩和などを狙ったものもあり、来年以降も値上げトレンドは続くとみられる」としている。

【資料】

バナー写真 : PIXTA

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