6月の熱中症搬送、過去最多1万7000人 : 高齢者が6割占める
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6月から真夏のような暑さが続き、早くも夏バテ気味の人も多いのでは? こまめに水分補給、しっかり睡眠をとってなんとか夏を乗り切りましょう!
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総務省消防庁は、6月に全国で熱中症で救急搬送された人が1万7229人だったと発表した。2024年の7275人から倍増以上で、6月分の統計が残る2010年以降で過去最多。最高気温が35度以上の猛暑日となる日が各地で続いたことが原因とみられる。年代別では、65歳以上の高齢者が1万342人で全体の6割を占めた。
過去のデータによると、7月と8月は6月以上に搬送者が増える傾向にある。消防庁では「今後も引き続き全国的に厳しい暑さが続く見込み。熱中症警戒アラートが発令されるような日は外出をできるだけ控え、エアコンや扇風機の適切な使用を」と呼び掛けている。
【資料】
- 総務省消防庁「6月の熱中症による救急搬送状況」
バナー写真 : PIXTA

