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2024年の日本の国際線航空輸送:乗降客数1億10万人、コロナ禍前の水準に回復

経済・ビジネス 社会

国土交通省がこのほど発表した「令和6年(2024年)空港管理状況調書」によると、24年の日本の空港における国際線乗降客数(通過客含む)は1億10万5601人。コロナ禍前の2019年とほぼ同水準までに回復した。

2019年の国際線乗降客数は、過去最高の1億334万人を記録。しかし20年から22年までの3年間は2000万人以下に低迷。23年は7183万人となっていた。24年の国際線の貨物取扱量は、前年比7.4%増の357万トン。

国際線乗降客数と貨物取扱量の推移

24年国際線乗降者数の空港別構成比は、成田空港33%、関西空港24%、羽田空港22%、福岡空港8%の順。関西空港は4年ぶりに羽田を上回り、第2位だった。

国際線貨物取扱量は、成田のシェアが54.4 %、関西20.8%、羽田19.6%だった。

空港別国際線乗降客数シェアの推移

羽田の乗降客数は国際線、国内線合わせ1日に23万4000人

国際線、国内線を合わせた乗降客数のトップ10は、下図の通り。第1位の羽田空港は8567万7000人で、1日あたりの平均乗降客は23万4000人。国際線旅客が大きく伸びたことで、前年4位の関西空港が3位に順位を上げた。

2024年空港別乗降客数トップ10

【資料】

バナー写真:PIXTA

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