【子ども欲しい?】望む20代未婚者は4割弱 2年連続で減少
社会 家族・家庭 仕事・労働
学生を除く20~50代の男女を対象にアンケート調査したところ、20代未婚者のうち子どもを望んでいるのは4割弱で、2年連続して減少した。
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望まない理由は経済的懸念
アンケート調査は、人材総合サービスのマイナビ(東京)が2025年4月にインターネットを通じて実施した。子どもがいない未婚の男女の有効回答は2930だった。
未婚者(結婚したことがない人)で「子どもが欲しい」と回答したのは、20代で39.7%、30代で30.8%だった。20代は23年比で8.4ポイント下がった。
「子どもを欲しいと思わない」とした人に理由を複数回答で尋ねたところ、20代では「子育てにお金がかかる」が41.4%で最多となった。次いで「育てる自信がない」が40.7%。同社は「経済的な不安が子どもを望む気持ちを抑制している可能性がある」と分析している。
一方、未婚者の結婚観についての設問では、「自分にとって結婚は必要」と回答したのは20代が48.0%、30代38.9%、40代27.7%、50代23.2%だった。20代、30代は22年比で10ポイント以上減っており、結婚観の変化が顕著となっている。
【資料】
- マイナビ「マイナビ ライフキャリア実態調査2025年版」
バナー写真:PIXTA


