〈熱中症から身を守る〉 酷暑で“日傘男子” が増殖中 : 周囲の目が気になる心理的ハードルがある?
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猛暑が深刻化した2025年、日傘デビューする男性が増えている。かつて日傘といえば、レースや刺しゅうのついたフェミニンなデザインで美肌を保つためのアイテムだったが、今や、熱中症から身を守る防災グッズだ!
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傘メーカーのウォーターフロント(東京都渋谷区)が20-60代の男女1000人を対象にした調査で、2025年に日傘デビューしたのは11.9%。約半数が男性で、特に30代の男性が最も高かった。
女性は既に日傘利用が定着していることから今年デビューの割合が低いが、あまりの暑さにこれまで日傘を持っていなかった男性が新規利用に踏み切ったようだ。
日傘デビューの理由として最も多かったのが「熱中症対策」74.8%で、「日焼けを防止」51.4%を大きく上回った。日傘に求める機能が、「美容」から「安全と快適性」へシフトしていることを示しているという。
全体の83.5%が日傘の利用について周囲の目は「気にならない(あまり+全く)」と回答したが、男女差はくっきり。男性は日傘の有効性は理解しつつも、まだ心理的なハードルが存在しているようだ。
【資料】
- ウォーターフロント「日傘の利用実態調査2025」
バナー写真:PIXTA


