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Z世代 「ほぼ飲まない」派6割 : “飲みニケーション” の効果にも懐疑的

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理由なんてなくても仕事帰りに一杯やるのが「今日のごほうび」と思っている世代には理解不能なZ世代。「ほとんど酒を飲まない」が6割、「理由は特にない」。Z世代にとっては上司に飲みに誘われるのは「ごほうび」どころか苦行なのかも…。

Z世代の市場調査のMERY(東京都千代田区)が7月に20代300人を対象に実施した「お酒に関するアンケート」で飲む頻度を聞いたところ、「飲まない」が44.0%で断トツのトップ。「月1回未満」も合わせた「ほとんど飲まない派」が59.3%に上った。

一方、「週4~6回」10.3%、「ほぼ毎日」7.7%と、「飲むのが当たりまえ派」は2割にも満たなかった。

酒を飲む頻度

「飲まない」「月1回未満」「月1~3回」と答えた人に「飲まない/頻度が少ない理由」を聞いたところ、最も多かったのは「特に理由はない」33.7%。以下「体質的に弱い」24%、「飲まなくても楽しい」22.6%、「味が好きでない」21.6%などだった。

酒を飲まない・頻度が少ない理由

ちなみに、「飲む派」の好みの酒は、「チューハイ・サワー」59.5%、「ビール」43.5%、「ワイン」27.4%だった。

酒が職場の人間関係やコミュニケーションを円滑にする「飲みにケーション」の効果については、4対6で否定的な意見が優勢だった。

飲みニケーションは職場の人間関係にプラス?

【資料】

バナー写真 : PIXTA

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