悠仁さま9月6日に成年式 : 男性皇族では40年ぶり
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40年ぶりの儀式
秋篠宮家の長男悠仁さまは9月6日に成年式にのぞまれる。昨年9月に18歳の成年になられたが、大学受験を控えていたため1年遅らせた。男性皇族の成年式は父である秋篠宮さま以来40年ぶり。
天皇陛下と秋篠宮さまの成年式の写真をまじえて当日の流れをまとめた。
冠を賜うの儀(秋篠宮邸)
天皇陛下の使者から成年の冠が届けられる。
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1980年2月23日 天皇陛下のお使いから成年の冠を受けられる浩宮さま(現天皇)(東京・港区の東宮御所)[代表撮影](時事)
加冠の儀(皇居・宮殿「春秋の間」)
成年になった証(あかし)として成年の冠を授けられる儀式。
冒頭のバナー写真は、40年前に秋篠宮さまが、未成年が付ける空頂黒幘(くうちょうこくさく)から、成年の冠・燕尾纓(えんびのえい)に替えてもらう様子。

1985年11月30日。礼宮さま(現秋篠宮さま)の成年式。左は加冠の前の未成年の装束、右が成年の装束(共同イメージズ)
加冠の儀を終えると、馬車で宮中三殿に向かう。

1985年11月30日。加冠の儀を終え、馬車で宮中三殿に向かわれる礼宮さま(時事)
宮内庁が管理している儀装馬車は4台あり、悠仁さまは、秋篠宮さまが成年式の際にお使いになったのと同じ「4号」馬車にお乗りになる。1913(大正2)年に国内で製造された。
賢所皇霊殿神殿に謁するの儀(皇居・宮中三殿)
成年の冠・装束で天照大御神がまつられている「賢所」など宮中三殿を参拝する。

1985年11月30日 宮中三殿の参拝に向かわれる礼宮さま(時事)
朝見の儀(宮殿「松の間」)
天皇・皇后両陛下に成年のあいさつをする。
勲章親授(宮殿「表御座所」)
天皇陛下から勲章「大勲位菊花大綬章」を授与される。

1980年2月23日 大勲位菊花大綬章を付けた浩宮さま(時事)
宮内庁長官はじめ祝賀(宮殿「千草・千鳥の間」)
上皇ご夫妻へのあいさつ(仙洞御所)
内宴(東京都内)
悠仁さまは8日に伊勢神宮(三重県伊勢市)と神武天皇陵(奈良県橿原市)を参拝。9日は昭和天皇陵(東京都八王子市)を参拝。10日には首相らを招き昼食会が開かれる。
【資料】
- 宮内庁「悠仁親王殿下18歳のお誕生日に当たり」
- 宮内庁「儀装馬車の概要」
バナー写真:成年式の「加冠の儀」で、未成年の冠から成年の冠に取り替えてもらう礼宮さま=1985年11月30日、宮殿・春秋の間(共同イメージズ)
