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100歳以上が9万9763人―厚生労働省 : 55年連続増加、女性が88%を占める

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1963年には、100歳以上の高齢者は全国で153人だったが、81年に1000人を突破、98年に1万人を突破し、間もなく10万人に到達しようとしている。人生100年時代がリアルに感じられる今日この頃。

2025年9月1日時点の住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の数が前年より4644人増加し、9万9763人となった。100歳以上人口の増加は55年連続。圧倒的に女性が多く、全体の88.0%を占めた。1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さんも今年3月に百寿者の仲間入りをした。

100歳以上の高齢者数と平均寿命の推移

国内最高齢は女性が114歳の賀川滋子さん(奈良県大和郡山市)で、男性は111歳の水野清隆さん(静岡県磐田市)。

老人福祉法が制定された1963年には、100歳以上の高齢者は全国で153人だったが、81年に1000人を突破、98年に1万人を突破し、その後も右肩上がりに増え続けている。

都道府県別で人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の数が最も多いのが島根県の168.69人、最も少ないのは埼玉県の48.50人で3.5倍近い開きがあった。西高東低で、特に関東地方など都市圏は、人口あたりの100歳以上が少ない傾向がある。

人口10万人あたりの100歳以上人口

多い県

島根県 168.69
高知県 157.16
鳥取県 144.63
鹿児島県 136.49
長野県 133.92

少ない県

埼玉県 48.50
愛知県 53.00
大阪府 55.44
千葉県 57.27
東京都 57.48

厚生労働省発表のデータを基に編集部作成

【資料】

バナー写真 : PIXTA

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