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海外の人に勧めたい和食は圧倒的に「すし」!―鈴茂器工調査 : もっと広めるには品質・味の再現性がカギ

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「すし」はかつては “ハレの日” のぜいたくな食事だったが、回転すしやデパ地下などのテイクアウト品の普及で、手軽にちょっとした特別感を楽しむことができるようになった。海外の人にも、「すし」の魅力を伝えたい!

すしのしゃり玉やご飯盛り付けなど米飯加工ロボットを製造・販売する鈴茂器工(東京都中野区)が9月中旬に全国の20歳以上の600人を対象に日本食・すしに関する意識調査を実施。「海外の人に勧めたい日本食」は「すし」63.8%が圧倒的なトップで、2位の「天ぷら」43.0%とは20ポイントもの開きがあった。

海外の人に勧めたい日本食

日本食の魅力については、「季節感のある食材を使用」50.2%が最も多く、「職人の技術」「見た目」なども40%に上った。単においしいだけでなく、美意識や文化性も日本食の魅力を支える要素となっている。

日本食の魅力

日本食がさらなる海外進出を遂げるために必要なことは、「日本と同じ品質・味の再現性」36.3%が最も多かった。その一方で、「現地で再現しやすい調理法」「現地の食文化への適応」など現地のし好に寄り添う形で日本食が広がることにも期待が寄せられた。

日本食がもっと海外で広がるために必要なこと

【資料】

バナー写真 : PIXTA

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