【観光産業】最大の課題は「現場の働き手不足」 約半数が回答
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観光産業の従事者にアンケート調査したところ、約半数が「現場の人手不足」を課題として挙げた。
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「賃金水準の低さ」がネック
観光に関する調査・研究機関「じゃらんリサーチセンター(JRC)」が2025年7~9月、観光業従事者ら1645人を対象にインターネットを通じて行った。
観光産業の課題として「現場の働き手不足」を挙げたのは48.6%に上り、業界最大の課題であることを裏付けた。専門スキルを持ち、観光マネジメントに当たる人材不足も顕著で41.3%と高かった。
このほか、「交通やインフラなどの環境整備」が47.3%、「持続可能な観光地づくり」が44.2%と、観光地の持続的な発展に直結する懸念も示された。
人手不足の要因を問う設問では、37.5%が「賃金水準が低い」ことを挙げ、35.4%は「専門スキルを持つ人材を育成する体制が不十分」と答えた。
【資料】
- じゃらんリサーチセンター「観光業界課題調査2025」
バナー写真:PIXTA

