【害獣被害】「増えた」と感じる人は約7割 上位にはクマ、イノシシ、ネズミ
社会 環境・自然・生物
クマが人に危害を加える事態が多発している。クマをはじめとする害獣について意識調査したところ、目撃情報や被害が「増えた」と感じる人は67.6%に上った。
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対策は「むやみに近づかない」
マーケティングリサーチ会社のクロス・マーケティング(東京)が2025年10~11月、全国20~69歳の男女を対象にインターネットを通じて調査した。有効回答は男女各550人の計1100人。
害獣の目撃情報や被害についての質問では、「増えたと感じる」と答えた人の割合は世代が上がるにつれて高くなり、60代では80.9%だった。
害獣だと思う動物を複数回答で問うと、クマが最も多く56.9%。イノシシ50.0%、ネズミ46.6%などが続いた。
害獣対策として気を付けるべきこと(複数回答)では、「むやみに近づかない」44.3%、「ごみ捨て場をネットなどで覆う」38.3%、「生ごみを屋外に放置しない」35.9%、「野生動物に餌を与えない」35.7%などが挙げられた。
【資料】
- クロス・マーケティング「害獣に関する調査(2025年)」
バナー写真:クマが目撃され、立ち入りを規制する秋田市中心部にある千秋公園=2025年11月6日(時事)

