夜まで塾、外食中心、朝食抜き…すさんだ生活で体力も集中力も低下 : 発育にマイナスな生活習慣増える
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なんでも食べてよく眠る子はひょっとしたら「絶滅危惧種」? 小中学生のすさんだ生活は発育に悪影響!
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サプリメント製造販売のスリーエー・ライフ(東京都世田谷区)が小中学校の教員506人、医師503人を対象に子どもの生活習慣と食生活に関する調査を実施。
教員に子どもの生活習慣で近年、増加傾向にあるものを聞いたところ、「偏食」「睡眠不足」「食物アレルギー」が8割超。さらに、「夜まで塾や習い事」で「朝食抜き」「外食や中食が中心」と大人顔負けのすさんだ生活ぶりが浮かび上がった。
教員はこうした生活習慣が増えていることで、「体力不足」82.2%、「集中力低下」80.8%、「情緒不安定」77.1%などの問題が生じているという。
「食事時間の乱れ」「偏食や栄養の偏り」「睡眠不足」などの子どもの生活習慣について、9割超の医師は「発育に悪影響を与える」と指摘する。
もちろん教員たちはこうした問題を認識しているが、「学校単独での健康教育には限界」と考える人が6割を超えた。教員は「栄養バランスよりも子どもが食べやすいものを優先している」「給食に頼って家庭では簡単な食事が多い」と保護者側の問題を指摘する声もあり、改善には家庭の理解・協力も欠かせないようだ。
【資料】
- スリーエー・ライフ(株)「『子どもの生活習慣と食生活が発育に与える影響』に関する調査」
バナー写真:PIXTA


