「女性首相に期待」する女性4割超―18歳意識調査 : 政治の安定に必要なのはトップの指導力
政治・外交 教育 社会
世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数で下位グループ常連の日本。特に、政治分野での遅れが際立っていたが、今年、憲政史上初の女性首相が誕生した。この変化を若者たちはどう受け止めているのだろうか?
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若者は新首相に期待を寄せる
2025年10月21日、衆院本会議の自民党の高市早苗総裁が首相に選出され、憲政史上初の女性首相が誕生した。日本財団が若者の意見を把握するために継続的に実施している「18歳意識調査」で、2025年11月上旬に全国の17-19歳1000人に「首相交代」について聞いた。
初めて女性首相が誕生したことに対する印象は、「新たな期待」35.8%が最も多かった。「期待」と答えたのは男性27.7%に対して、女性44.4%と大きな差があった。自由記述では「同じ政党での交代では大きく変わらないと思ったが、実際には状況が変わった気がするので今は期待している」との声があり、就任直後の米トランプ大統領との会談などが強く印象に残ったとみられる。
一方、「不安」と回答した人はわずか1.3%で、女性だからという理由でネガティブに捉える人はごく少数にとどまった。
高市首相に期待することは、「日本を良くする信念」30.5%が最多。「国際感覚」23.7%、「クリーンさ」22.7%が続いた。
閣外協力の形で日本維新の会が自民党と連立を組んだものの、衆参両院とも過半数に満たない少数与党だ。「政治を安定させるために必要なこと」として、全体の20.7%が「首相の指導力」と回答した。「責任ある野党」15.1%が続き、単なる反対勢力ではない野党の在り方が期待されている。
「これからの日本が重視すべきこと」としては、「経済力」43.9%、「自由で平和」34.3%が上位。「経済力」は男性からの支持が高く、「自由で平和」は女性からの支持が高かった。
【資料】
- 日本財団「第74回18歳意識調査 ―総理大臣交代―」
バナー写真 : 高市早苗首相(時事)



