2025年中の交通事故死者数は過去最少の2547人、前年比116人減―警察庁
社会
2025年の交通事故死者数は前年より116人減の2547人。1948年の統計開始以来過去最少となった。
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警察庁がこのほど公表した。23年はコロナ禍収束による交通量の増大などが影響し、8年ぶりに増加に転じていたが、24年、25年と2年連続で減少した。事故件数は前年より3659件減の28万7236件、負傷者数は6101人減の33万8294人だった。
ワースト1位は神奈川県
都道府県別の死亡者数は神奈川県が139人と最多。東京134人、北海道129人、埼玉125人、千葉122人が続いた。最少は島根、鳥取の各17人。人口10万人当たりの死亡者数は全国平均が2.06人のところ、滋賀が3.85人で最多。高知3.81人、大分3.78人と続いた。最少は東京の0.95。
交通事故による死亡者数は、1950年代から60年代にかけて自動車の普及とともに増え、1970年に最多の1万6765人を記録。運転席・助手席のシートベルト着用が1992年に一般道で義務化されたほか、エアバッグの普及や、衝突被害軽減ブレーキなどのドライバーを支援する安全技術の進化を背景に、大きく減少した。
65歳以上の高齢者の死者数は前年より90人減の1423人。死者全体に占める割合は55.9%と高い水準が続いている。人口10万人当たりの高齢者の交通事故死者数は3.93人で、全国平均(2.06人)の約2倍となっている。
【資料】
- 警察庁「令和7年中の交通事故死者数について」
バナー写真:徳島自動車道でトラックと衝突し、炎上した「伊予鉄バス」の高速バス=2025年7月14日、徳島県阿波市[同県警提供](時事)

