救急出動件数が過去最多更新:2024年は約8万件増の772万件―消防庁まとめ
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総務省消防庁の発表によると、2024年の全国の救急出動件数(消防防災ヘリコプターによる件数も含む)は772万740件(対前年比7万9753件増、1.0%増)、搬送者数は677万1193人(12万7814人増、1.9%増)だった。
出動件数は1日平均2万1150件で、4秒に1回出動がある割合。搬送者数を見ると、日本の総人口の18人に1人以上が救急搬送されたことになる。
コロナ禍の2020年には一時的に減ったものの、高齢者の増加などを反映して救急出動件数、搬送者数は一貫して増加傾向にある。
救急車出動件数の内訳を事故種別にみると、「急病」が519万5867件(対前年比0.4%増)、「一般負傷」が122万4778件(同3.3%増)、「転院搬送」が58万1928件(同4.6%増)、「交通事故」が39万3941件(同1.4%減)など。20年以上前の2001年と比較すると、「交通事故」の割合が大きく減少する一方、「急病」が10ポイント以上増加して全体の7割近くに達している。
搬送者の6割以上が高齢者
救急車搬送人員の内訳を年齢別にみると、65歳以上の高齢者が428万4953人(対前年比4.7%増)、18歳以上65歳未満の「成人」が196万9431人(同0.1%増)、生後28日以上7歳未満の「乳幼児」が27万5562人(同18.0%減)などとなっている。
高齢者の搬送人員全体に占める割合は、2001年には38.5%だったが、24年には63.3%と大幅に増加している。
2024年中、救急車の現場到着所要時間(入電から現場到着までにかかった時間)は、全国平均で9.8分、病院収容所要時間(入電から医師引き継ぎまでにかかった時間)は同44.6分で、前年より若干改善した。しかし、新型コロナ禍前の19年と比較すると、それぞれ1.1分と5.1分より時間がかかっている。
【資料】
- 消防庁「令和7年版 救急・救助の現況」
バナー写真:PIXTA


