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衆院選2026 : 自民歴史的大勝で3分の2の議席確保、中道は自滅惨敗

政治・外交 社会

「政治とカネ」に厳しい審判が下された2024年の衆院選からは一転、派閥裏金事件に関わった議員も軒並み大差で勝利した自民。かたや、中道は旧民主党時代から重要ポストを歴任した複数のベテラン議員が比例での復活もならず落選。さながら、天国と地獄。

単独政党として過去最多議席を獲得

2月8日投開票の第51回衆院選は9日未明に、全議席が確定。自民党は単独で定数の3分の2を超える316議席(追加公認1人を含む)を獲得する歴史的大勝。日本維新の会を合わせると352議席の巨大与党となった。一方、高市首相の解散意向表明直前に立憲民主党と公明党で結党した中道改革連合は十分に浸透を図れず公示前の172から3分の1以下に議席を減らす惨敗。各党の獲得議席は自民党316、日本維新の会36、中道改革連合49、国民民主党28、参政党15、チームみらい11、共産党4、れいわ新選組1、減税日本・ゆうこく連合1、無所属4。

衆院選の党派別獲得議席数

自民のこれまでの最多獲得議席は1986年の中曽根康弘政権時の衆参同時選挙の際の衆院304議席(追加公認を含む)だった。今回の選挙では、2009年に政権交代を果たした際の民主党の308を上回り、単独政党の獲得議席として過去最多を更新した。

3分の2の議席を超えたことで、少数与党である参院で法案が否決されても衆院で再可決できるようになる。憲法改正の発議も可能になる。首相は責任ある積極財政や安全保障強化など、政策推進を加速させる考え。公約として掲げた「2年間の食料品消費税率ゼロ」については、超党派で設置する「国民会議」で検討を加速する方針。

高市氏首相は近く召集される国会で改めて首相に指名され、第2次内閣を発足させる。自民党役員と閣僚人事に大きな変更はない見通し。

バナー写真 : 開票センターで当選確実となった候補者の名前に花を付ける高市早苗首相(中央左)=8日夜、東京・永田町の同党本部(時事)

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