「異次元の少子化」はいまやデフォルト : 18歳が諦める結婚と子ども
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世界の中でも特に少子高齢化が進展している日本。日本財団が若者の考え・行動様式を把握するために継続的に実施している「18歳意識調査」で、2025年11月末~12月初旬にかけて結婚や子育てなどライフデザインについて聞いた。22年12月に同じテーマで実施した調査と比較すると……。
将来結婚を「したい(したい・どちらかといえばしたいの計)」と回答した割合は全体では7.4ポイント減の58.1%となった。回答者を簡易的な方法で家庭の経済社会的地位別に0点~3点の4グループに分類(数字が大きいほど裕福)して分析すると、「0点」グループの結婚意欲は49.2%と50%を割り込み、他のグループより際立って低かった。
願望ではなく、「実際に結婚すると思う(必ず・多分の合計)」は全体で6.2ポイント減の44.8%だった。社会経済的地位別では、比較的裕福な「3点」「2点」グループは「すると思う計」が52%台、「1点」は46.5%、「0点」は37.5%で、家庭の経済状態が結婚の現実味と強く結びついていることが分かる。
将来子どもを「持ちたい(持ちたい・どちらかといえば持ちたいの計)」割合も全体で7.1ポイント減少し51.5%。政府があの手この手の少子化対策を繰り出しても、若い世代が子どもを持つことのインセンティブにはなっていない。結婚意欲と同様に、社会経済的地位が低いグループは、子どもを持ちたい意欲が低い。
「実際に子どもを持つと思う(必ず・多分の計)」は全体では前回調査より6.7ポイント減の38.9%に落ち込んだ。経済社会的地位別では「3点」グループが51.4%、「2点」40.4%、「1点」40%、「0点」33.4%。さらに、「0点」は「分からない・考えたことがない」が41.5%と、子どもを持つことの現実味が極めて乏しい。
【資料】
バナー写真 : フォトAC



