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2026年春闘 : 1次集計の賃上げ率 5.26% ―自動車・電機など大手で満額回答相次ぐ

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大手は満額回答が相次いだ2026年春闘。これから交渉が本格化する中小もこの勢いを維持できるのか…。中東情勢の緊迫化による景気減速も懸念材料。

3年連続5%超の高水準

連合がまとめた2026年春闘第1次集計(3月23日時点、1100組合)の賃上げ率(加重平均)は5.26%で、25年春闘の1次集計5.46%を0.20ポイント下回ったものの、3年連続で5%の高水準を維持した。

このうち組合員300人未満の中小労組(552組合)も5.05%で、前年より0.04ポイント減少ながら2年連続の5%超え。ただ、連合が大手と中小の規模間格差を是正するために掲げた、「全体5%以上、中小6%以上」の目標には遠く及ばない。

賃上げ状況の推移

米トランプ政権による高関税政策で経営環境は厳しさを増しているものの、3月18日の集中回答日にはトヨタ自動車が6年連続の満額回答など、電機や自動車など大手製造業を中心に高水準の回答が相次いだ。4~5月にかけて労使交渉が本格化する中小企業でも賃上げの勢いを持続させることができるかが、今後の焦点となる。

【資料】

バナー写真 : フォトAC

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