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2024年度のごみ総排出量は前年比2.2%減の3811万トン:リサイクル率は19.3%―環境省調査

社会 環境・自然・生物

日本のごみ排出量はこの10年で1割以上減少。一方、リサイクル率はわずかながら悪化傾向にある。

環境省は、このほど2024年度の「一般廃棄物の排出及び処理状況等」調査結果を公表。それによると、ごみの総排出量は前年度比2.2%減の3811万トン(東京ドーム102杯分)。1人1日あたりのごみ排出量は同1.5%減の839グラムだった。総排出量のうち、生活系ごみ(家庭のごみ)が約7割にあたる2637万トン、事業系ごみが1175万トン。

日本のごみ排出状況の推移

ごみ総排出量は10年前の2015年と比べると、13.7%も減った。1人1日あたりの排出量は、この10年で100グラム減っている。

排出されたごみは、その9割以上が焼却、破砕・選別などにより中間処理され、306万トンが最終処分された。中間処理後に再生利用された量は426万トン。これに直接資源ごみとされた量、住民団体などの集団回収により資源化された量を合わせた総資源量は、前年比3.4%減の738万トン。リサイクル率は19.3%で、同0.2ポイント低下した。

総資源化量とリサイクル率の推移

処理費用は2兆4000億円

全国にあるごみ焼却施設の数(24年度末現在)は991で、前年度より13減った。約7割の710施設が余熱の利用を行っており、約4割の415施設が発電設備を持っている。この発電設備で、1万448GWhの電力量を発電。これは、約267万世帯分の年間電力使用量に相当するという。

ごみ処理事業にかかる経費は、前年度比6.9%増の2兆4489億円に上った。内訳は、建設改良費が5561億円、処理・維持管理費が1兆7802億円だった。

【資料】

バナー写真:PIXTA

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