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都内オフィスビル供給、今後5年は抑制傾向―森トラスト調査 : 開発の中心は「虎ノ門・新橋」から「八重洲・日本橋・京橋」へ

経済・ビジネス 都市

雑居ビルがひしめき合っていた東京都内のエリアに再開発で最新の高層オフィスビルが建つ。ホッとできる味と値段の定食屋は消え、こじゃれたカフェでランチを食べれば1500円なり。

25年は113万平米と高水準

不動産開発の森トラスト(本社・東京都港区)の「東京23区大規模オフィスビル供給量調査」によると、2025年の大規模オフィスビル供給量は113万平方メートルだった。24年の64万平方メートルから大幅に増加し、まとまった供給があった。

26年と29年は25年と同程度の供給が見込まれるが、27、28、30年は絞られるため、今後5年間の平均供給量は87万平方メートルと、過去20年平均の106万平方メートルを下回る。

東京23区の大規模オフィスビルの供給量の推移

供給エリアは、千代田区、中央区、港区の都心3区の割合が圧倒的に大きい。21~25年は「虎ノ門・新橋」エリアの再開発などがあり港区が全体の53%を占めた。

26~30年は都心3区がそれぞれ100万平方メートル超できっ抗。「八重洲・日本橋・京橋」エリアでの供給が高水準で推移するほか、「内幸町・霞が関・永田町」「西新宿」「青山」など、開発エリアの多様化が見込まれる。

区別の大規模オフィス供給量(2021-25)

区別の大規模オフィス供給量(2026-30)

一方、25年の中規模オフィスビル供給は9.9万平方メートルで、過去10年平均の9.8万平方メートルと同水準。26年は4.4万平方メートルと供給が落ち込むが、27年は8.8万平方メートルと再び増加に転じる。

東京23区の中規模オフィスビルの供給量の推移

【資料】

バナー写真:全面開業したJR東日本の大規模複合施設「高輪ゲートウェイシティ」(東京都港区)(2026年3月28日、時事)

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