25年度のコメ消費量は7年ぶりの低水準に:1人1カ月当たり6.1%減の4.4キロ
経済・ビジネス 食 社会
コメ価格高騰を背景に、消費者のコメ離れが進んだことが裏付けられた。業界団体の調査によると、2025年度の1人当たり消費量は前年度比6%以上も減少した。
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
1カ月当たり茶わん4.4杯分減
コメの業界団体「米穀安定供給確保支援機構」がこのほど発表した消費動向調査結果によると、2025年度の日本の1人1カ月当たりのコメ消費量は4435グラム。前年より6.1%減少し、7年ぶりの低水準となった。減少幅は、茶わん1杯(精米65グラム)で換算すると4.4杯分に相当する。
調査は、全国の消費世帯モニターを対象にインターネットで実施。26年3月分の有効調査世帯数は1608だった。調査月の月初と月末の精米在庫量と精米購入数量、世帯人員から家庭内消費量を推計。中食・外食の消費量についても聞き取りの上で推計した。
26年3月の消費量は1人当たり4339グラム。このうち、家庭内で消費されたコメは64.5%、弁当購入などの「中食」によるものが21.2%、外食は14.3%だった。2016年度は家庭内消費の割合は68.9%で、この10年で5ポイント近く中・外食の割合が増えている。
同月のコメ購入の経路を見ると、スーパーマーケットが48.9%とトップ。次いで「家族・知人などから無償で入手」12.0%、ネット通販10.5%、ドラッグストア8.5%と続いた。地域にある「お米屋さん」(米穀専門店)を利用する人は、わずか2.3%にとどまった。
経路別の購入単価を見ると、コンビニエンスストアが最も高く1キロ1038円。最も安い「生産者から直接購入」は518円で、2倍の価格差があった。スーパーマーケットは772円、ネット通販は773円だった。
【資料】
- 米穀安定供給確保支援機構「消費動向調査」
バナー写真:PIXTA


