平均株価、終値で初の7万円大台に : 米国とイランの戦闘終結署名を好感
経済・ビジネス 政治・外交
長い長い30年余の低迷期を経て、日経平均株価がバブル崩壊前の高値を超えたのが2024年2月。そこから2年半の急ピッチの上昇はちょっと怖くなるくらい。26年6月18日、終値ベースで7万円の大台に乗せた。
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初の6万円台から1カ月半で7万円の大台に
2026年6月18日、東京株式市場で日経平均株価の終値は前日比1151円24銭高の7万1053円49銭と大幅に続伸、終値で初めて7万円の大台に乗せた。
米国とイランが戦闘終結の覚書に署名したことで、投資家心理が改善。業績好調な人工知能(AI)関連などのハイテク銘柄がけん引役となっている。
バブル景気が最高潮の1989年12月29日、日経平均株価は史上最高値の3万8915円を記録した。
年が明けると株価は下落基調に転じ、日本経済は後に「失われた30年」と呼ばれる長期低迷期に突入。97-98年にかけては金融機関の破たんが相次ぎ、2000年以降はデフレが深刻化。リーマン・ショックを引き金とする世界同時不況で、日経平均株価は09年3月にバブル後最安値の7054円98銭まで落ち込んだ。
転換点となったのは、2012年末の第2次安倍政権の発足。日銀の大規模金融緩和が功を奏し株価は上昇基調に転じた。コロナ禍で各国政府が大規模な経済対策を打ち出し、金融緩和と財政出動を通じて大量の資金が市場に供給されたことも追い風となり、2024年2月23日、実に34年2カ月ぶりに89年末の3万8915円を上回った。
その後も目を見張る勢いで株価は上昇。24年3月4日に史上初の4万円台、25年10月27日に5万円台、26年4月27日に6万円台と次々と大台を突破。6万円台から7万円台の大台替わりまでわずか1カ月半しかかかっていない。
【資料】
- 日本経済新聞「日経平均株価 時系列データ」
- 第一ライフ資産運用経済研究所「株価7万円の景色」
バナー写真 : 時事
