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新幹線500系、初の時速300km運転車両が引退へ スピードアップを続けた東海道・山陽・九州新幹線の車両たち

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日本で初めて営業運転で時速300kmを達成した新幹線車両の引退が決まった。東海道・山陽・九州新幹線のスピードアップの歴史を作ってきた歴代車両を紹介する。

キャラクターとのタイアップ列車も人気

500系(1997~2027、300km/h)

車体の老朽化を理由に2027年1月限りでの現役引退が発表された500系は、JR西日本が開発して1997年に投入され、山陽新幹線(新大阪~博多)の営業運転で当時世界最速となる300km/hを達成した。航空機に似た丸みを帯びた車体と尖った先頭車両が特徴。

500系「ハローキティ新幹線」(フォトAC)
500系「ハローキティ新幹線」(フォトAC)

「のぞみ」定期運行から外れてからは主に「こだま」として山陽新幹線区間を走り、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」やキャラクター「ハローキティー」とタイアップした期間限定のイベント列車も人気を集めた。

500系「500 TYPE EVA」(フォトAC)
500系「500 TYPE EVA」(フォトAC)

東海道・山陽・九州新幹線の歴代車両一覧

その他の東海道・山陽・九州新幹線の歴代車両は以下の通り(速度は登場当初)。

0系(1964~2008、210km/h)

新幹線0系(フォトAC)
新幹線0系(フォトAC)

1964年の東京オリンピックの開幕直前に開業した東海道新幹線の初代車両。開業当初は「ひかり」が東京~新大阪間を4時間で結んでいた。「夢の超特急」と呼ばれ、日本の高度経済成長を象徴する乗り物として日本人の生活に定着した。

100系(1985~2012、220km/h)

新幹線100系(フォトAC)
新幹線100系(フォトAC)

国鉄時代の末期に、0系新幹線の後継車両として投入され、最高時速が10kmアップした。新幹線で初めて2階建て車両が組み込まれていた。

300系(1992~2012、270km/h)

新幹線300系(フォトAC)
新幹線300系(フォトAC)

アルミ合金を使って車体を軽量化し、スピードアップに成功。「ひかり」よりも速い「のぞみ」の愛称が設定され、東京~新大阪間の所要時間が約30分短縮されて2時間30分となった。

700系(1999~、285km/h)

新幹線700系(フォトAC)
新幹線700系(フォトAC)

300系と500系の技術を受け継いで開発された。トンネル進入時の空気抵抗を抑えるため先頭車両が独特の形状をしており「カモノハシ」の愛称で親しまれた。

山陽新幹線700系「ひかりレールスター」(フォトAC)
山陽新幹線700系「ひかりレールスター」(フォトAC)

800系(2004~、260km/h)

新幹線800系(フォトAC)
新幹線800系(フォトAC)

2004年に一部開業した九州新幹線に投入された。現在は博多~鹿児島中央間で「つばめ」として走行している。

N700系/N700系A(2007~、300km/h)

N700系S(2020~、300km/h)

新幹線N700系S(フォトAC)
新幹線N700系S(フォトAC)

700系の後継車両として開発された。東海道新幹線の東京~新大阪間の所要時間が5分短縮され、2時間25分となった。現在はN700系の改良車両として登場したN700系Sの投入が進んでいる。

新大阪~鹿児島中央間を走る山陽・九州新幹線「みずほ」N700系7000番台(フォトAC)
新大阪~鹿児島中央間を走る山陽・九州新幹線「みずほ」N700系7000番台(フォトAC)

N700系S8000番台(2022~、260km/h)

西九州新幹線「かもめ」(フォトAC)
西九州新幹線「かもめ」(フォトAC)

西九州新幹線「かもめ」として武雄温泉~長崎間を走る。在来線特急「リレーかもめ」との接続で、博多~長崎間を最短1時間20分で結ぶ。

【資料】

バナー写真:500系新幹線(フォトAC)

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